為替は「安定的な推移望ましい｣、引き続き注視－円急伸で鈴木財務相

コメント

注目のコメント

• 馬渕 磨理子

  日本金融経済研究所・代表理事 経済アナリスト

  ・2023年12月15日

  1ヶ月で10円も動いているため、円高も円安も急激な変動は経済にとって"よろしくない"値動きです。
• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2023年12月15日

  「市場を通じてファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましい」　（＠＠。
  勿論その通りですが、急速に円高方向に動いたとはいえ、この水準でまさか円売りドル買い介入を示唆する牽制をなさったわけでもないでしょう。
  円の実力は直近２年で約３割ほども下落しています。通貨の強さは国の強さの反映です。投機的な要因で円安が進んだ分は状況次第で元に戻るでしょうが、ファンダメンタルズの悪化で“安定的に”円安が進んでいったら日本の未来は大変です。
  日本経済の基盤を強くすることが政府の仕事。ファンダメンタルズの悪化で進む円安を容認する発言で無いよう念じたい・・・　（・・;
• 木下 智博

  追手門学院大学 経済学部 教授 兼 経営・経済研究科 教授

  ・2023年12月15日

  こうした大臣とメディアとのやりとりは、日本独特の通過儀礼ですね。
  現場の新聞記者さんは記者さんでこの質問をしないとデスクや上司から叱られる忖度社会なので、皆さま、ご海容。
  鈴木財務大臣も、今までどおりの公式答弁をせざるを得ない公的なお立場です。「ボラティリティが高まっていないか警戒している」みたいな余計な盛り過ぎ発言を決してなさらないところが、鈴木大臣の手堅いところでしょう。