大手コンビニ3社が相次ぎ「公式本」を出版、高まる“ファンブック”需要 出版界×多企業コラボ急増の背景
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注目のコメント
ここに取り上げられた事例は全て宝島社なので取材してほしいなあと思いつつ。そしてこれが企業から宝島社への企画持ち込みなのか、宝島社から各社への持ち込みなのか。たぶん、後者なのかな。
ともあれ、ファンブックという表現よりもファンアイテムのほうが本質的には正しいのでしょうね。文中にあるように「情報を「受け取る」のではなく、「選ぶ」風土が定着」、そう能動で選べるようになりましたからね。そこにあわせていくことは自然の流れだと思います。先日もテレビ東京の番組でコンビニ各社が連続して取り上げられていましたが、コンビニは変革期を迎えているように思います。これまでの利便性価値から、意味的価値を模索しているようにも見えます。この変革の機運はコンビニ業界だけではなく、他のカテゴリーにも広がって行くのではないでしょうか。
書籍化することで価値が手触りと共に持ち運び可能になります。経典化といってもよいかと思います。印刷技術を使ってそ教義や信じることの価値を世界の隅々まで届けする試みは現代でも十分通用します。紙はビットとアトムを行き来する上で引き続き重要なメディアです。欧州には紙の種類の選び方などに努力を惜しまない企業もあります。印刷周辺技術も上がっているので、ブランド意味を実感的できる仕掛けがたくさんあります。もちろんデジタル化されたものを記録としても運ぶ重要さがありますが、意味を実感する仕掛けでは印刷が意味の流通において有意になることもしばしば。さらに今回のケースのようにおまけでも工夫できますから…。僕の本務である広告ですが、目的によってはブランド広告をするくらいなら書籍にすることを進めることもあります。