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【音声】木造高層ビルへの脚光と、問題だらけの林業の闇

NPコミュニティチーム
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    C+E建築設計事務所 代表

    J-WAVEのSTEP ONEに出演させていただきました。

    木造中高層建築物と森林環境、特に人工林と林業についてお話しさせていただいたのですが、サッシャさん、ノイハウス萌菜さん、お二人ともよくご存じ。

    NEWSPICKSではよく記事にコメントを残している内容なのですが、今回は少し踏み込んだ内容を話させていただきました。
    詳しくは音声を聞いていただきたいのですが、話せなかったことを少し補足。
    サッシャさんが1960年代の大造林についてお話しされましたが(本当によくご存じ)、それの何がいけなかったのかをちょっと解説します。

    戦後に木材の需要が高まり、1960年代に大規模な造林が進められました。
    当初は家や集落の近くの林から伐採していたのですが、銀行に預けるよりも木を植えた方が儲かるため、当時の健脚豊かな方々が歩いて行ける可能な範囲をことごとく、谷や尾根など急勾配な場所も関係なく植樹しました。
    それでも昔は就業者も若いし、例えば冬に雪を利用して谷へ滑らせて、川を下らせて木材を運搬することが可能でした。
    ただその後、安い外材が入ってきて、林業は廃れていきます。
    そのためにインフラを整備して大型重機などを使い効率化しないと、なかなか外材に勝てない状況なのですが、林道などのインフラが整備されているとは言えない。
    急勾配に植えてしまった杉などは、インフラの整備自体が難しく人が伐採するして人にかかる負荷が大きく、高コストとなるために放置されている状況です。

    これを改善するために森林環境税の導入へ、という話につながります。
    後で聞いたのですが、この話題が出た時にスタジオの外が騒然となったようです(また税金かと)。
    下記でもコメントしていますが、この税自体は意味があると思います。
    https://newspicks.com/news/2645273
    ただ本当に必要な使われ方をしているのか、監視していく必要はあると思います。
    放送では調査→整備と話をしましたが、その間に管理があって、海外でITを活用して木をQRコードで1本1本管理しています。

    木は成育するまで60年かかります。
    伐採後は植樹をされているのですが、事の時伐採した木と同じ樹種を植えています。
    効率は落ちるかもしれませんが、広葉樹を混ぜるなど、今後の生物多様性を考えた植樹が必要だと思います。


  • Keio univ. NewsPicks コミュニティチーム インターン

    今回は、建築業界に携わる江頭さんをお招きし、建築と日本の林業についてお話をいただきました。

    お話を一通り聞いて感じたのは、日本の林業が悪い意味で相当ヤバいということです。木造建築のテクノロジーが発展しているのは喜ばしいことですが、日本の林業の賃金の低さと担い手不足の改善が難しく、国内で木材を生産する未来はあまり見えてきませんでした…

    また、日本は緑に恵まれていると思いますが、事実としては、多くの森が整備が施されず、放棄されているという状態。つまり、多様な生物が暮らしてるとは言い難い環境のようです。整備するべきだけど、できない。そんなジレンマが日本の林業には蔓延っているように思います。


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