ジーンズを洗濯機で洗ってはいけない…リーバイスCEOが実践する「どうしても洗濯したいとき」の洗い方
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論争が起きるということは、プロダクト自体に“余白”が存在するのだと捉えました。マッコンも色落ちもどちらも許容できるような消費財・嗜好品というのは、希少な存在なのかもしれません。
超個人的な意見ですが、デニムに限らず、皆さんものを洗いすぎなんじゃないかと思います。洗えば当然傷みます。衣類の寿命は縮みます。ポリエステル製品であればマイクロプラスチックが下水に吐き出されます。
あらゆる洗剤は、消費されることを目的に宣伝を展開してきました。シャンプーは毎日した方が良い。Tシャツは毎日洗った方が良い。なぜならシャンプーや洗剤が消費されて売上が伸びるからです。
こういう記事に反射的に嫌悪感を示す人は良いように乗せられてると思います。昔は、ジーパン(笑)をはいたままお風呂に入り、その上から、洗うのなら手でこすり、ヒゲやアタリと呼ばれる加工を施したければ、たわしや軽石でこすると教えられました(というか、雑誌が教えてくれましたね)。
そうやって、経年変化を楽しむのがジーンズの醍醐味の一つですし、糸を芯まで染めずに経年変化のダメージが出やすいように工夫したり、逆にいつまでも藍々としていられるようにしっかりと芯まで染めたりと、メーカーの方々がディテールまでこだわり、工夫を施す、嗜好品でもありました。
そして、ジーンズを染めるインディゴ(藍)にはもともと、防虫や抗菌、防臭効果があります。古くはケガをした際に藍染をした布で覆って化膿を防いだという故人の知恵があります。よほどのことがなければ、はいた後に干しておけば、(頻度にもよりますが)半年ぐらい洗わなくても問題なく履き続けることができる、優秀なワードローブですね。