世界は7600社、日本はまだ35社。「B Corp」の現在地
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公益性の高い企業に与えられる認証「B Corp」（B Corporation）をご存じでしょうか。3〜4年前から、日本でも知られるようになっている認証で、この「B」は、Benefit Allを指します。つまり、株主や企業だけでなく、従業員や顧客もふくめた全てのステークホルダーに対する「Benefit」を目指す企業です。
海外ではパタゴニア、オールバーズ、ダノン、クロエなどが取得していますが、日本では現在で35社が取得しているにとどまっており、まだまだ普及はその途上という感じです。そのムーブメントを盛り上げていくべく、日本総研と早稲田大学ビジネススクール、そして日本のB Corp認証企業がタッグを組んで講座を開講します（ちなみに、日本総研もB Corp認証取得に動き出しています）。
株主資本主義から、ステークホルダー資本主義への移行が叫ばれる今、B Corp認証やそのプロセスは企業を後者へと前進させるものになりますし、何より資本（金、人）が集まりやすくなるはず。実際にB Corp認証を取得した企業インタビューも含めて、B Corpの現在地が分かる内容になっていると思うので、ぜひご一読ください。公益性の高い優良企業に与えられる認証「B Corp」の現状と、実際に認証を得た日本企業2社の事例を綴った記事です。
取材を通して印象的だったのが、アメリカなどのB Corp界隈では、「公益性」と「稼げること」は両立できることが前提で、その点がイノベーティブでありラジカルであるという感覚が原動力になっていることです。
一見、理想論と背中合わせにも見えつつ、自分はテクノロジーの活用とあわせてワクワク側にハートが傾きました。B corp Allbirds のスニーカーやスリッポンは愛用中ですが、カーディガンやスウェットなどのカーボンフットプリント削減%の表示が良いなと、昨日からHPを見ていたところ。
バリューブックス
ovgo Baker は国内飲食店で初めて取得していますね。
特に食文化は、身近であり環境問題にも直結していると思いますので、この認証を取得できる企業が増え、認知がもっと広がると良いなと思います。
