Takaya Yamaguchi

[東京 8日 ロイター] - 総務省が8日発表した10月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年同月比マイナス2.5%だった。消費支出の前年比減は8カ月連続。季節調整済み前月比でも実質0.1%の減少にとどまった。

ロイターがまとめた事前調査では、前年比マイナス3.0%、前月比マイナス0.2%と予想されていた。

統計によると、1世帯あたりの支出額は30万1974円で、名目ベースでは前年同月比1.3%の増加となった。

項目別では「食料」への支出が引き続き減少した。家庭用耐久財や家事雑貨などの「家具・家事用品」もマイナスに寄与した。

ガス代などの「光熱・水道」は2カ月ぶりの実質マイナスに転じた。

*総務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。