LIXIL、巨額減損の現実味 利上げ直撃「3重苦」
日本経済新聞
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会計基準に従う必要はあるのだけれども、のれんについては減損テストのみ、というのはいまだに納得がいかない部分。
プレミアムを付けて買収をした際に計上されるものだが、調子がよいときは費用化せず、業績・見通しが悪化してきたときにまとめて費用化することになる。
「弱り目に祟り目」となりやすく、悪化のサプライズを大きくしてしまう。一方ですでに買収時に支出してしまっているのだから、現金を失うようなことは何も発生しない。帳簿上資産に計上されていたものが減るだけ(および損益を通じて純資産が減る方向に動く)。
外部の人間である投資家にとっては、利益も暴れるし、BSの評価も難しくなるので、償却をするべきと思う。
LIXILの話にからめると利上げは減損テストで現在価値計算をする際に使用される割引率に影響する。通常金利上昇時は割引率も上昇するので、現在価値が上昇前と比べて低くでることになり、減損テストをクリアしにくくなる。