安倍官邸の「3つの下げない」戦略、勝負の7月はこうして乗り切る
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日本は小さなことにこだわる。周りや相手がそれほど気にしていなくても、政治家が、そしてメディアが、重箱の隅をつついたような議論をして、お互いの動きを取れなくしてしまう。戦前にもみられた悪いクセだ。「侵略」という言葉を使う使わないとか、自衛隊は「軍隊」か否かなど。安倍首相の考え方からすれば、自明のことが、今、行われようとしているだけのこと。僕は、同氏のことを好きになれないが、せっかく政権を取ったのだから、やればいいと思う。本稿のタイトルはちょっと違うだろう。「三つの下げない」ではなくて、「いよいよ始まる、戦後レジームからの脱却への挑戦」などで良かったのでは?大切なことは、侵略に走った日本は悪いが、戦前の連合国たちが海外でやってきた「侵略的行為」も相当にひどかった。そういう暗い影を背負った国々が償いも含めて、世界平和を実現しようと努力しているし、日本も自省の念をこめて積極的に貢献したい、と。その基本軸を立ててほしい。「価値観を同じくする」とか、「武器輸出」「空母配備」とか、仮想敵国を念頭に置いた発言があると、その真意を疑われても不思議はあるまい。