今日のオリジナル番組


詳細を確認
スタートアップのあるべき姿【Luup岡井大輝】
本日配信
199Picks
Pick に失敗しました

選択しているユーザー
これだけの激務と激動の時代を駆け抜けた人物が100歳を超えても現役として活躍し、世界に影響力を発揮し続けたのは驚異的。その何万分の1しか仕事していない私が忙しいとか、しんどいとか言っちゃいけないな…。
人気 Picker
キッシンジャーほど熱狂的に称賛され、また酷評された外交担当者は存在せず。アメリカの国益を最大化させるために外交を再構築する現実主義者として称賛される一方で、人権などアメリカの価値観を簡単に捨てることも非難の的に。

ケネディ大統領からバイデン大統領まで、歴代大統領の4分の1以上にあたる12人の大統領に助言。今後、キッシンジャーの功罪がいろいろ議論されていくと思います。
ダレスやアチソンといった冷戦初期の国務長官をも上回り、おそらく史上最も有名なアメリカ国務長官ではないでしょうか。ニクソン訪中の下地作り(キッシンジャー訪中)やベトナム戦争終結への模索、中東への関与などを再調整するニクソン・ドクトリンなど、歴史に残る数多くの出来事の裏にこの人の存在がありました。

近年もウクライナ情勢について積極的に発信したり、今年は再び中国を訪れて厚遇を受けるなどしていました。第一線から退いた後も100歳になるまで精力的に活動した稀有な人です。R.I.P.
米国の対中コミットメント政策をリードした人物で、1970-1980年代には世界を動かす戦略を描いていた人物。対中コミットメントと対になる改革開放が中国で終わりを告げつつあるなかで、時代を象徴する退場となった。
一世紀を生きられ、一時代を築いた人物。7月、100歳にして訪中され、習近平国家主席とも会談していました。米中関係を安定的に管理すべく最後の最後まで尽力されていました。中国側はキッシンジャー氏死去にどう反応し、今後の対米政策を動かしていくか。注目したいと思います。ご冥福をお祈りいたします。
功罪ある人です。
 最大の事績は、中国との関係改善への道筋をつけたことです。
 これは、日本にも非常に大きな影響があったことですが、
・ニクソン訪中(1972年)
・中国のベトナムへの支援を止めさせ、米国のベトナムからの撤退(1973年)を用意
・中国とソ連の対立を決定的なものとする
・ただし、台湾は孤立
といった多方面にわたる複合的な効果がありました。
 これにより、キッシンジャー氏はノーベル平和賞を受賞しました。

インドがバングラデシュの独立戦争を支援した第3次印パ戦争(1971年)では、インドを支援したソ連に対抗して、中国と共にパキスタンを支援しました。
 結果は、インドの勝利、バングラデシュの独立であり、インドは米国への不信を強くしました。

中東戦争においてはイスラエルの安全保障のために大いに貢献しました。
 エジプトやサウディアラビアのイスラエルとの関係改善に努め、後のキャンプ・デービッド合意(1978年)や近年のサウディアラビアやUAEのイスラエルとの関係強化につながる基礎をつくりました。

もともとが、ナチス政権下のドイツから米国へ亡命してきたユダヤ系ドイツ人で、よくも悪くも、それまでの米国外交とは水準の違う、多方面を見据えた巧妙な外交をした人です。
キッシンジャーは、米中関係の未来をどのように見ていたのでしょうか。昨年、米国外交問題評議会(CFR)が行ったキッシンジャー氏へのインタビューが公開されています。

https://www.cfr.org/event/lessons-history-series-conversation-henry-kissinger

同氏は以下のように述べています。

「中国はその規模の大きさゆえに、常に特別な課題を突きつけてきた。中国と同等の、あるいは潜在的な経済力、さらにはある程度の軍事力を持つ国を相手にしたことはなかった。しかし、それだけではなく、そのリーダーシップの哲学がアメリカとは正反対だからである。」

「彼らは問題を見た目で見るのではなく、プロセスの表現として見るのだ。アメリカの交渉担当者は通常、個々の問題に関連する具体的な内容をいくつも持っています。中国人は常にプロセスとして解釈する。中国が軍事的にも経済的にも強大な国になるにつれて、そのような生来の難しさが出てきたのです。イデオロギーの違いもある。アメリカの指導者たちは、われわれの価値観は全世界に通用するという信念を持っている。中国人は、外交政策を歴史的事業体の運営として見る。彼らは共産主義を宣教的な意味ではなく、自分たちの社会を組織化するという意味で利用しており、それゆえアメリカの政策の宣教的な側面を強く拒絶している。」

徹底した現実主義者の彼ですが、米中では歴史の捉え方が異なる点は重要と強調しています。同時に、異なる価値体系を持つ中国と米国は共存しなくてならないと述べます。

この点は台頭する中国と凋落していく米国で覇権戦争の危険が高いと主張する投資家のレイ・ダリオとはやや見解が異なります。

ただし、キッシンジャーもダリオも、テクノロジーの発達によって戦争のリスクに警鐘を鳴らしています。米国にとっては、覇権の推移という意味でも、意図しない戦争のリスクという意味でも厳しい現実があります。

キッシンジャーとダリオが米中について議論する興味深いイベントの様子が公開されています。

https://www.livewiremarkets.com/wires/ray-dalio-and-henry-kissinger-on-the-us-and-china-and-why-we-should-worry
2019年に97歳で亡くなった国防総省のアンドリュー・マーシャル氏や、今回のキッシンジャー博士も、米国では能力のある人物は死ぬまでほぼ現役に近い。よくよく考えれば、ニクソン政権から数えても50年以上、米外交に携わり続けてこられたのだから、それだけで驚異的なことだ。ご冥福をお祈り申し上げます。
7月には訪中して習主席と会談したばかりでした。ご冥福をお祈りします
キッシンジャー氏とは2回会った。
2000年初めの頃、キッシンジャー氏、中曽根康弘氏、ゴルバチョフ氏とのシンポジウムでだった。
中曽根さんが「日本もそろそろ憲法改正をしたい」と言うとキッシンジャー氏は「今の憲法だからアメリカも他の国々も日本を信用できる、改正は絶対反対」と言い、ゴルバチョフ氏に問うと「キッシンジャー氏がこれほど強く反対するなら自分も反対だ」と答え、中曽根氏は「困ったなぁ」と頭を抱えた。キッシンジャー氏は「世界は平和であるべきだ」と強い姿勢を見せた。