低賃金では開かぬ未来 「黒船」TSMC、賃上げ迫る - 日本経済新聞

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注目のコメント

• 小林 祐児

  株式会社パーソル総合研究所 上席主任研究員

  ・2023年11月30日

  地元平均より4割高い水準。海外資本の賃金水準を日本に持ち込むとこういうことになりますね。そしてすでに熊本のバイト時給も上昇局面。淘汰が激しくなりそうです。
  
  賃上げについては転職ふくめた「採用」への影響が注目されがちですが、賃金が上がらないから「辞めていく」という離職行動への影響も重要です。日本人は、賃金が引くても仲間と楽しく働けるならなかなか転職していきません。
  
  この賃金が持つ「定着力」への影響（とその企業認知）がどれくらい広がるかがこれからの賃上げのポイントになってきます。