[パリ 27日 ロイター] - パリのイダルゴ市長は27日、米ソーシャルメディアのX(旧ツイッター)を退会すると発表した。Xは憎悪や偽情報を広めることで民主主義を破壊する「巨大な世界規模の下水道」と化していると批判した。

イダルゴ氏は英語とフランス語の長文の投稿で「Xとその所有者は意図的に緊張と対立をあおっている」とし、ごまかしや偽情報、反ユダヤ主義に加え、科学者や気候学者、女性、リベラル派への攻撃を挙げた。

イダルゴ氏は2022年の仏大統領選に出馬し、1.7%の得票率で落選した。