OPECプラス、30日の閣僚級会合で減産幅拡大を検討=関係者
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OPECの盟主のサウジアラビアは協調減産に加え自主減産までして原油価格を支えていますけど、減産で量の減る分だけ高値で売る必要があり、財政を均衡させるための価格は1バレル85ドル程度と言われています。原油価格(WTI)は75ドル程度まで低下していますので、サウジとしては、協調減産を強化して価格を支えたいところでしょう。
しかし、協調減産で価格が上がればOPECプラスに加わらない国がシェアを奪いかねませんし、量を出したいアフリカ諸国等には反発が残りそう。エネルギーを輸入に頼り円安が進んで貿易赤字が定着しそうな我が国にとって、原油価格は一大事。敢えて減産して欲しくはないですが、さてどうなるか・・・(^^;