米英など18カ国、企業にAIの安全確保促す指針で合意
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AIのリスクは多様です。欧州AI規制は先行しており、広くリスクをカバーしています。
これに対し今回の合意は「AIの悪用」にフォーカスしているようです。対策の基本は事前検証であり、セキュリティ対策も含まれるとのこと。
この合意を受けて日本政府のAI事業者ガイドラインが発行されると思います。AIモデルの開発企業だけでなく、AI活用サービス提供企業も対象となるので、事前検証プロセスと体制整備が急務です。あくまでガイドラインであり、「AIの適切な利用や、AIの学習データをどのように集めるかといった問題には対処していない」ようです。
とはいえ、安全性への規制は必要であるものの、AIの性質上規制作成は極めて難しいはずので、何かしらのカタチでスタートできているのは良いことなのではないかなと思いました◎米DHS・CISAと英NCSCが主導して、AIとサイバーセキュリティのガイドラインを策定し、18カ国が合意したようです。
ガイドラインはこちら
https://www.ncsc.gov.uk/files/Guidelines-for-secure-AI-system-development.pdf