米ブラックフライデー売上高、前年比2.5％増＝スペンディングパルス

コメント

注目のコメント

• 黒瀬 浩一

  りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト　チーフエコノミスト

  ・2023年11月27日

  インフレとコロナ給付金の影響がまだ色濃く残っています。日常の買い物はインフレの影響でかなり抑制されています。総じて賃上げインフレに追いついていないからです。耐久消費財も、コロナ禍の巣籠り期間にPC、スマホ、テレビ、家具は多くの人が買い替えたため、売れ行きは落ち込んでいます。このニュース記事が伝えるのは、この2つの分野に関してです。しかし、非日常の旅行、パーティ、外食は、コロナ給付金がまだ1兆ドルも残っておりまだまだ大判振る舞いが続くと思います。この支出はクリスマス本番に出るでしょうね。総じて消費が抑制されることで、景気は過熱感が取れて、利上げも停止され、良い方向に向かうと思います。
• 佐藤 元則

  NCB Lab. 代表

  ・2023年11月27日

  Mastercardの実際にカードを利用したデータをもとにしたものなので、消費実態をかなり正確に捉えていると思われます。インターネットと実店舗の両方をあわせた伸びは2.5%ですが、インターネットは8.5％増、実店舗は1.1%増。やはりオンラインの伸びが大きいですね。
  
  日本でもブラックフライデーのセールがオンラインやリアルを問わずめじろ押し。感謝祭なんていうものはないのですが、年末セールとして定着しそうです。
• 枩村 秀樹

  日本総合研究所 理事

  ・2023年11月27日

  モノ消費はコロナ禍で大幅に上振れしたので、経済が正常化したからといって伸び余地はそれほど大きくないと思います。