[20日 ロイター] - ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ は20日、通年の売上高予想を従来の44億8500万─44億9500万ドルから45億0600万─45億1100万ドルに上方修正した。職場とリモートを組み合わせたハイブリッド勤務の普及と人工知能(AI)技術の同社製品への統合が進み、需要を押し上げると見込んでいる。

通年の1株当たりの調整後利益予想も4.93─4.95ドルと、従来予想(4.63─4.67ドル)から引き上げた。

時間外取引で株価は一時2%近く上昇した。

第3・四半期の売上高は3.2%増の114億ドルとなり、予想の112億ドルを小幅上回った。

調整後1株当たり利益は1.29ドルで、予想の1.09ドルを上回った。

第4・四半期の売上高は11億2500万─11億3000万ドルと見込む。LSEGがまとめた市場予想と一致している。