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【速報】スペースXが新型ロケット「スターシップ」第2回飛行試験を実施 宇宙空間に到達も信号途絶

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    やーーーー、素晴らしい打ち上げでした。こちら朝5時に手に汗握って見ていました!!!

    試験飛行としては大成功だったと思います。以下、解説。

    前回は飛行中に幾つかのエンジン停止があった第一段。今回は33個のエンジンが全て順調に分離まで正常作動。

    今回最大の成果はなんと言ってもホットステージングの成功でしょう。分離前に第二段を点火する方式で、これでペイロードを増やせます。なぜこれが重要かは後述。

    分離後、第一段帰還のためのエンジン再点火はうまくいかなかったようで、点火しないエンジンがちらほら。そのうち点火したエンジンもシャットダウンし、おそらく指令破壊で爆発。しかしデータもちゃんととれたので次に繋がる。

    分離後、第二段は順調に飛行。解説のおっさんも軌道までは行くやろと楽観的で、僕も正常に第二段燃焼終了したと思ったのですが・・・

    最後の段階で通信が途絶。何があったのかわかりません。指令破壊かもしれないし、そうでないかもしれない。後者ならデータが取れなかったでしょうから痛い。

    そしてこのせいで第二段の再突入〜着水ができなかった。この部分を経験できなかったのが、今回最大の痛手でしょう。もうあと少しだったのに。

    でも全体的に見れば、ここまで巨大かつ複雑なシステムを2回目でここまで持ってきたのはさすがSpaceXです。おめでとう!!!!

    ---

    ホットステージングの解説をば。

    第一段のすぐ真上で強力なエンジンをぶっ放すのですから、第一段へのダメージは避けられません。しかも第一弾は再利用するという計画。これがしんどい。

    ではなぜホットステージングか。近々のスターシップの目標は月着陸です。そのためには軌道上にStarshipのタンカーに10回〜20回に渡って別のStarshipで給油をします。そうして初めて月に行くStarshipを打ち上げ、燃料補給して月に向かいます。問題はこの、ものすごい数の給油ミッション。

    ホットステージングは、第二段分離時のエンジンが止まっている時間をなくし、軌道へのペイロードを大幅に増やすことができます。つまり一回の給油量を増やせる。苦肉の策と言えなくもありません。

    今の所の「計画」は2025年のStarshipによる月着陸ですが、さすがにこのタイムラインは厳しいと僕は見ています。


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