FRB、時期尚早に利下げすれば信頼損なう恐れ-グリフィン氏
Bloomberg.com
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インフレが小康状態になるたびにFRBが緩和に走ることを繰り返し、インフレ期待を高止まりさせて大変なことになった1970年代から1980年代初めにかけての高インフレ時代に想いを馳せれば、インフレ率が2%の目標よりかなり高い今の段階で「米金融当局が時期尚早な利下げに踏み切れば、信頼を損なう恐れがある」というのは分かるような気がします。 (゜_゜)フムフム
とはいえケン・グリフィン氏が創業したシタデルLLCは、今回の利上げ局面で売上高、純利益とも過去最高を記録しています。金利上昇で金利スワップやオプションといった取引の収益が上がったこと、債権等の買い戻し価格が下がって利益を得たこと、貸出業務の収益が改善したことなどが要因かも。幅広い金融サービスを提供している会社なので確たることは言えないけれど、金利水準が下がるとこうしたメリットが薄れるんじゃないかと邪推することも可能です。市場動向が自らの利益に直結する立場にある人たちのコメントは、納得しつつも、そうした意味で、何処か引っ掛かるところが残らないでもありません f(^^;市場における金融政策の見通しがコロコロ変わる現状。この1年は利下げのタイミングがずっと後ろにズレていっていましたが、久しぶりに利下げのタイミングが1ヶ月前倒しされました。