米下院議長が新たなつなぎ予算案提示-政府機関閉鎖のリスクやや後退
Bloomberg.com
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「2段階」という個々の予算は詰めていない、かつてないスカスカの「つなぎのためだけの予算案」。それでも通らせて閉鎖回避が目標。時間的に間に合うかどうか。
ジョンソン議長提案に関するニューヨークタイムズの記事は、これが議会を通過する見通しに懐疑的です。われわれ日本人の感覚からすると理解し難いのですが、共和党と民主党双方の重鎮の議員は、つなぎ予算とその期限を「2つに分けることなどあり得ない」という形式論から批判、反対しているようです。米国外の人間からしますと、2つに分けたところがとても現実的で、年明けに再度この問題でもめたときの世界経済に及ぼすリスクを削減する良いアイデアに思われるのですが、米国の政治家はあくまでも「アメリカファースト」「アメリカオンリー」なのですね。
ニューヨークタイムズの記事によれば、保守強硬派のフリーダムコーカスの議員たちは、この提案が自分達の二番目に推したジョンソン議長の「初仕事」であることから、たとえ支出削減策が盛り込まれていなくても大目に見ようという気持ちになっているようです。保守強硬派の造反は出ていないと書いたところが、ブルームバーグ記事と異なっていました。
なお、この提案には、ウクライナとイスラエル支援の予算が入っていません。
残り5日しかありませんので、世界が固唾を飲んで見守っているのですが・・・