2023/11/4

【最速】仕事の速度を「爆上げ」する5つの超実践テクニック

NewsPicks編集部
NewsPicks編集部
元文系バンドマンでもできた“最速仕事術”──。
そんな帯文とともに、今年春ごろから話題になっている書籍がある。
その名も、『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』（文藝春秋）。
外資系コンサルティング企業出身で、TwitterやYouTubeで4万人弱のフォロワーを擁するメン獄氏のnoteでの発信がベースになっている。
「今週の1冊」では、メン獄氏にコンサルティング企業での長年の経験で培った「仕事の鉄則」をインタビュー。
前編となる本記事では、仕事のスピードを「爆上げ」する実践的なテクニックを伝授してもらった。
コンサルタントやコンサル志望者に限らず、すべてのビジネスパーソンにぜひ読んでもらいたい内容だ。
INDEX
  • 「複雑な仕事」ほど、最速で着手せよ
  • 自分の「作業速度」を過信するな
  • 期待値調整で速さは「演出」できる
  • 「速さ」と「品質」を両立する方法
  • 「つまらない減点」を極力減らそう

「複雑な仕事」ほど、最速で着手せよ

──コンサルタントとして成果を出すために、まず重要なのは仕事の「速さ」とのこと。一方、業種に限らず、なかなか「速く」仕事ができず悩む人は多いです。
メン獄　僕自身、もともと「速く」仕事ができたわけではないですし、特に若手の頃はコンサルタントとして優秀なわけではありませんでした。
物理的なタイピングは速くないし、Excelのショートカットを覚えるので精いっぱい。物事を数字で考えるのにも苦手意識がありました。
それでも、新卒で外資系のコンサルティング企業に入り、12年間「生き延びる」ことができました。
それは、鉄人のような先輩たちの背中を見ながら、一つひとつ「仕事の鉄則」を覚えていったからです。
たとえば、僕が得た鉄則に「複雑な仕事ほど、最速で手を付けよ」があります。