4月1日の日銀短観の結果を見た時、「(景気の)先行きについて慎重に見ている企業が多いということだろうが、こうした先行き不安は設備投資に少なからず影響する」と評価したものでしたが…。 本文4ページの2015年度の設備投資計画を見ると、今年度の設備投資計画は対前年度比-5.0%と減少する見込みで、特に非製造業(対前年度比-8.0%)、中小企業(同-21.2%)を中心に減りが大きいことが見込まれます。この計画通りならば、2015年度は設備投資は景気の足を引っ張る懸念があります。 景気の先行きについては、根拠なき楽観論は禁物…というところだと思います。
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