2023/11/1

【待望】お仕事AIツールの「本命」ついに登場。その実力は?

NewsPicks編集部 副編集長
「間違いなくAI活用が変わる」「早く触ってみたい」。
このところ、ChatGPTなど生成AIツールの業務活用を進める企業の担当者に取材すると、必ずと言っていいほど話題にのぼるのが、Windows向けのAIツール「Microsoft 365 Copilot」(以下、365 Copilot)の期待感だ。
それほどまでに、この春公開されたデモ画面のインパクトは大きかった。
ExcelやPowerPointなど、おなじみのアプリに追加された「Copilot(コパイロット)」のアイコンをクリックすると、サイドウィンドウが登場。
そこに簡単なプロンプトを入れるだけで、データの分析をしてくれる。
あるいはWordのドキュメントを読み込ませれば、いい感じのパワポ資料を自動で作成してくれる。
その万能ぶりには「Windows誕生以来の衝撃」との声まであがったほどだ。
UBSインベストメント・バンクも「ダントツで、いま最も期待される生成AIツール」とコメントしている。
「AIの黄金時代が到来し、私たちが把握している仕事を再定義するだろう」と語る、マイクロソフトのサティア・ナデラCEO( Ben Kriemann/Getty Images)
その365 Copilotが、本日11月1日、ついに企業向けに一般リリースされる
現状では、法人向けサブスクリプションの上位プランである「Microsoft 365 E3」および「E5」に契約している企業のみが利用可能。利用範囲は「順々に拡大」される見通しだという。
そんなわけで、365 Copilotが個人ユーザーに下りてくるまでにはもう少し時間がかかりそうだが、それでも多くの読者は、その実力をいち早く知りたいと感じていることだろう。
NewsPicksでは、アーリーアダプターの声も含む事前情報から「ホントのところ」を探ってみた。
INDEX
  • Q1 365 Copilotの何がすごい?
  • Q2 アーリーアダプターの感想は?
  • Q3 イチオシ機能はどれ?
  • Q4 今後の注目ポイントは?

Q1 365 Copilotの何がすごい?