Scott DiSavino

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約3%上昇した。イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突がより広範な紛争に拡大し、世界的な原油供給に支障が出る可能性が懸念されている。

清算値は、北海ブレント先物が2.55ドル(2.9%)高の1バレル=90.48ドル、米WTI先物が2.33ドル(2.8%)高の85.54ドル。

北海ブレントの米WTIに対するプレミアムは3月以来の水準に拡大した。

週初からは北海ブレントが約2%下落、米WTIが約4%下落した。

プライス・フューチャーズ・グループのアナリスト、フィル・フリン氏は「ファンダメンタルズに基づき取引したいところだが、中東情勢が懸念されている。週末を控えショートにしたいと思う人はいない」と述べた。