【山口真由】卵巣年齢50歳。私が選んだ「卵子凍結」という切り札
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注目のコメント
「生殖知識」は20代の新しい教養と書かれていますが、会社を経営する(従業員を雇用する)側の人にも必要な教養だと思います。
支援はお金がいいのか、お金よりも柔軟な働き方の方が大事ではないか、また、そもそも卵子凍結に手当を出すことは「今は仕事しろ」というメッセージにならないか。など、組織のダイバーシティを促進する上でも必要な知識だと思います。
私自身も卵子凍結の経験がありますが、とても辛く2回目をやろうと思えませんでした。ところが、その体験を専門家に話したところ、その辛さの原因は複数あり、いくつかの要因は取り除けることがわかりました。また彼女によると、将来子供を授かるのに必要な卵子の数も、3年前に病院で聞いた話と最新のデータに乖離があり、私が凍結した卵子の数では確実に子供が出来る数とは言えないとも教えていただきました。
卵子凍結の歴史は40年、凍結した卵子を実際に使った例も毎年増えていますし、関連技術も進化しています。必要とする方がいれば自分の体験も話したいですが、古い情報で誤解させることのないよう私自身も知識をアップデートしていきたいです。不妊治療で出産しました。
これこそ人によりますが、30代後半で採卵はそんな順調にいかず、時間がかかりました。(途中一回心が折れて中断しました😥)
若かったら、違っただろうなと..当時思いました。
また、私はある程度自分でタイムマネジメント出来たので治療時間を捻出できましたが、会社勤めの方は理解ある人が周りにいないと難しいと思います。
少しずつ卵子凍結の選択肢は浸透してるとは思いますが、若い人にも認知されて欲しいし、費用の公費負担は良いと思います。また、隠れて会社を休まなくて良いように、ポジティブな空気感が広がると良いなと思います。この記事は男性ビジネスパーソン、男性経営者に是非とも読んでほしいです。ジェンダーに関する研究をみても、生殖医療の発展が男女格差にどう影響、企業価値への影響などなど、またなぜそうなったのかについても多数の研究が存在します。
とある地上波報道番組や、新聞で自然じゃないなど批判的なコメントばかり紹介されてがっかりしましたし、当事者の意見も先行研究も何も考慮してないんだなーと切なくなりました。
こちらの記事は、客観的なエビデンスと実体験が盛り込まれた、多くの人にとても響くものだと思います。