NASA、宇宙から持ち帰ったサンプル入り箱のフタが開かない
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注目のコメント
なんと笑 玉手箱が開かない笑
まあ、宇宙ミッションにトラブルはつきもので、これは心配することはあまりないでしょう。なぜかといえば
1. 場所が地球。使えるリソースはいくらでもある。
2. タイムリミットがない
ぶっちゃけ開けるのは簡単。難しいのは、中のサンプルが汚染されないように開けること。ちょっとでも異物が入ったら、サンプルを分析した時、それが小惑星のものなのか、地球で混入したものなのかわからない。なので万全を期してやる必要があります。
大丈夫です、エンジニアとはこういうトラブルを解決する仕事。我々外野はこれをジョークのネタとして消化しながら待ちましょう笑 天野さん、ナイスです笑
【追記】ふたは開かなくても、カプセルの外側についてたサンプルだけで目標の60gを超える70gを採取できたそうです。
https://www.space.com/osiris-rex-asteroid-sample-passes-goal
カプセルの構造がどうなってたか知りませんが、多分外側はコンタミがあるだろうから、科学的価値としてはやはり内側のサンプルの方が圧倒的に上でしょう。日本の「はやぶさ」は丁寧にサンプルを保存することを優先にカプセルを作ったが、アメリカのOsirisは結構雑にふたを閉める構造だった。それが祟ったのか、ふたが開かないとは…。
箱を開けるところまで想定して設計していたかどうかが気になるところですね。
この記事を見て、シュレーディンガーの猫の話を思い出しました。
意外と開けないほうが良かったりして!?
【参考】
シュレーディンガーの猫
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/シュレーディンガーの猫