なぜ「両利きの経営」は頓挫してしまうのか
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日本に「両利きの経営」が紹介されて4年。様々な事例が積みあがってきており、その功罪も明らかになりつつあります。キャッチフレーズが独り歩きしてしまっている感があります。いま一度、オリジナルの提唱者たちの意図を再確認してみました。組織を活動体として捉える観点が鍵になると思います。
日本で最も知られる経営理論の一つと言える、両利きの経営論。ですが、実は多くの人がその本質を「誤解」している…?その真相を、オライリー教授の日本における研究パートナーである加藤雅則さんに聞きました。
お話を伺っていくと、私もわかったつもりで、両利きの経営論の実態を全く掴めていなかったことに気づかされました。印象に残ったのは、組織は箱ではなく活動体だというお話。両利きの経営の、泥臭く人間臭い部分をしっかり学べる記事になっていますので、ぜひお読みください!
また、両利きの経営を実践するための組織のあり方を、より深掘りするイベントを企画しています!この記事で触れられなかった実践編として、加藤さんにも登壇いただきます。文末からぜひご応募ください!理論では分かっていても「新規事業」側にリソース提供ができない様々な理由があることが多いです。
この記事でもありますが、大事なのは「仕組み化」です。
そもそも生み出すフェーズと大きくするフェーズは全く別物。仕組みも変えるべきです。
連携が必要かのはもちろん後半フェーズの方が強まりますが、個人情報対応、法務関連などは本業との接続が必要なこともでてきます。
ここで属人的に連携を進めていると対応ができなくなってしまうので、あらためて「どのフェーズで」「どの既存事業の機能と」「どうやって接続させにいくのか」ということを整理し仕組みを構築する必要があると思います。