五ノ井里奈さん中傷は幹部自衛官と判明 略式起訴に木原防衛相「誠に遺憾。厳正に対処」

コメント

注目のコメント

• 小川 健（たけし）

  専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

  ・2023年10月21日

  刑事事件と化している事案の関連であることを思えば，この幹部自衛官に関しては実名報道が(特定が不十分ならなすべきではないが)ここまで特定されている場合にはなされるべき。
  五ノ井さん当人だってこうした傷付く事案が無ければこうした一連の事案に関わり続ける必要も無かっただけに，こうしたことに中傷という選択をする人間を幹部として置いておく妥当性は問われる。ただ，実名を伏せての場合には数年後には戻ってくる可能性が高いことも意味する。
  実名報道がなされれば，その人を再度戻す機会が仮に来たとしてどういう意味で反省しているのか，その不当性は理解しているのか，などの説明責任がより鮮明になる。
  
  そもそもこの事案に関わらず，SNSでの中傷に関しては判明した多くの場合が問題となり，その対処が必要となる。
  ましてこれだけの事件になったことを踏まえれば，別に当人に一般自衛官としての職が残る場合には，完全なる追放では無いので，不当な抑圧とは言えない。
  
  厳正な対処には実名の提示も求められるべきだろう。