衆院議長に額賀福志郎氏 「平成研」のたたき上げ、派閥まとめきれず
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この判断基準としていくつかの可能性。
1.リアルに誰もいなかった可能性。
2.茂木(もてぎ)さんにとって1番目の上のたんこぶを処理した形。
3.本当にこの人の処理をしておかなければなかった可能性。
この3点くらいだとは思う。
現在、安倍派・清和研は細田さんがやらかした以上、清和研から再度出すわけにもいかず、そうした人も見当たらない。
次は「麻生派の」宏池会だが、本来格的には1番の麻生さんは総理経験者。総理経験者の議長選出は三権分立に違反の可能性もあるし、麻生さんは軽口の問題がある。議長の品格が問われるときに選べない。そして麻生さんのすぐ下は実はいない。
本来、甘利さんがもう少し金にきれいで、選挙も通っていれば有り得たが、甘利さんは(比例区単独ならともかく)小選挙区で落ちている。そういう人を入れるわけにはいかない。
まだ総理に意欲満々の河野さんがやるはずはない。
なお、ここで「麻生派の」としておいたのは、岸田派も宏池会の流れをくんでいるからである。
とすると茂木派・平成研となるが、ここで茂木さんは小渕・青木系までまとめきれていた訳では無いというところが大事になる。つまり、青木さんは亡くなったが、茂木さんで一枚岩になりきれなかった可能性はある。
そこで、そうした空中分解時代をより体現した額賀さんを議長に押し込むことで、茂木さんは派内を自由に動かせるようになる。小渕さんはドリル優子の異名があり、茂木さんを差し置いていま派閥を取りに行くことは難しい。とすると、岸田総理は茂木さんへの恩もここで売れる。
ただ、額賀さんを充てたということは、金に綺麗とかの条件はある意味諦めた、ということを意味する。
そして、額賀さんは悪い意味でプリンスなんだよね…この人に任せておけば安心という安心感がない。
品格より何より繋ぐ、ということをし、ついでに額賀さんというなかなか「あがり」にし難かった人をあがらせたということか。
本来、谷垣さんが事故を起こさなければ、こういうときこそ谷垣さんの出番だったとは思うが…。
なお、私だったらここで高市さんを議長に据える。
ここであの人を黙らせることで、動きやすくなる。