Mojo Vision:スマートコンタクトレンズからのピボットは順調
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注目のコメント
Mojo Visionの野望は大層なものだったが、電力にしろ、電波にしろ解決すべき課題が多すぎたのだろう。
ピボット先のマイクロLEDだが、勿論これをやり遂げればスマートコンタクトレンズにも近づけるだろうが、ここは三星やらAppleやら台湾のディスプレイメーカーがひしめくレッドオーシャンでもある。様々なソリューションを提供している東レあたりはコンタクトしているのだろうか。exitの方向性は気になるところだ。ちなみにMojo Visionは日本企業とも関係性の強い企業でした。
2020年:
・KDDIとグローバル・ブレインの共同ファンド、KDDI Open Innovation Fundが出資(2022年にも追加出資)
・メニコンとスマートコンタクトレンズに関する共同開発契約
2021年:
・TDK Venturesが出資
2022年:
・Hijojo Partnersが出資(日本の個人投資家向け投資プラットフォーム)
これらの投資家をはじめ、多くの株主がスマートコンタクトレンズ事業に期待して、出資していました(TDKなどは違うと思いますが)。スマートコンタクトレンズで実用化が見えるのはまだ先だと思うので、今後株主構成をどうしていくのかが興味深いです。人体影響とバッテリー問題はもとより、プライバシー保護に関する社会的合意形成はかなり時間がかかりそうです