筑波大発ピクシーダストテクノロジーズが日本ではなく米国で上場した理由
コメント
注目のコメント
Nasdaqに上場したことで米国在住の個人投資家も株主になることができます。一方、ピクシーダストはtoC向けも開発しているものの、協業プロジェクトのような形です。
現時点では1日に多くても3000株程度しか売買されていないため(相対取引のような状況に...)、機関投資家が投資することは全くできません。個人投資家向けのIRをどのように行なっていくのか、興味深いです。SPAC方式とかではなく、純粋に正攻法でNasdaq上場が果たせる日本発の事業が出始める時が到来したことは感慨深いです。上場が目的ではないにせよ、また分野も全く異なるにせよ、自分達にも良い刺激になります。
自分は投資銀行出身であり、主幹事経験を複数ございますが(国内IPO)、IPOは本来目的ではなく<それはあくまでVCのゴール>、経営者、事業者にとって勝負は上場後ですから、是非息長くpublic entityとなった今、次々に擦り寄ってくる余計な勢力に惑わされずに、初心のミッションを見失わず、異端邪説に惑わされず、社会的意義を果たしていただきたいですね。
さらなる成功を祈念します。