Dan Burns

[18日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が18日発表した13日までの週の住宅ローン申請指数は166.9と前週比6.9%下がり、1995年5月以来28年5カ月ぶりの低水準になった。

同期間の30年固定住宅ローン金利が6週連続で上昇して7.70%と、2000年11月以来約23年ぶりの高さになったことが響いた。住宅ローン金利は9月初めからだけでもおよそ0.5ポイントも跳ね上がっている。

購入申請指数は5.6%低下で1995年2月以来の低さ。借り換え指数は9.9%下がり、今年1月以降で最低となった。

こうしたデータからは、米住宅市場の不振が当面続くことが読み取れる。

19日に発表される9月中古住宅販売戸数についても、ロイターがまとめたエコノミスト調査では4カ月連続で減少し、2020年以降で最低となる年率389万戸にとどまりそうだ。