中国の7-9月期のGDP成長率は、前期(4-6月期は前年同期比+6.3%)に比べ、伸びが鈍化したものの、事前の市場予想(同+4.5%)は上回りました。 もっとも、同時に公表された9月の主要経済指標の結果を見ると、小売売上高や鉱工業生産が思いのほか堅調だった一方、不動産投資についてはマイナス圏かつマイナス幅の拡大が続いています。政府は住宅購入規制を緩和するなど、不動産市場の支援に動いていますが、中国経済にとって、不動産不況が足を引っ張る構図が今後も続きそうです。
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