Paul Sandle

[ロンドン 14日 ロイター] - 重い細菌感染症で一時集中治療室(ICU)入りしていた米ポップ歌手のマドンナが14日、延期していた「セレブレーション」ツアーをロンドンで開始した。

65歳のマドンナは6月下旬に感染症を発症し、ICUで数日間治療を受けた。このため、7月に予定していたワールドツアー開始を延期していた。

マドンナは「ここまで来られたことに本当に驚いている」とファンに語り、初期のヒット曲「イントゥ・ザ・グルーヴ」や「ホリテイ」をはじめ、「ライク・ア・プレイヤー」や「ヴォーグ」などの代表曲を40曲余り披露した。

ステージでは中東情勢にも触れ、「世界では本当にクレイジーなことがたくさん起こっていて、それを目にするのはとても辛い」としながらも、「心が傷ついても私たちの精神が傷つくことはない」と語った。