JR西日本グループ、生成AIを活用した働き方改革に本格始動 生成AIを鉄道システムに組み込み生産性の向上へ
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生成AIの導入でよくある「検討体制の確立」。
いわゆるCoE組織のイメージですが、これが悪影響を及ぼすケースもあります。
本来組織全体で自律的に利用を図るべきではあっても、専門組織があるなら「生成AIは𓏸𓏸の部署がやるもの」といったラベリングがされる可能性があります。
そうなってしまうと、思考放棄に近く、何をするにも専門組織がガバナンスを敷くのを待つのが常となってしまいます。(導入と利用拡大の間にギャップが生まれる。)
これをさせないようなカルチャーデザインをいかにしかけていくかが今後重要になるでしょう。今、JR西日本はAIの活用で業務を大幅に改善すべく、動いていますね。たとえば、電車の運転ダイヤの構築はベテランの方にしかできない上、災害などでダイヤが乱れた際には即座にダイヤを見直すことはかなり難しくなっています。
それをAIで学習させて、運転整理をするソリューションをスタートアップのオルツと開発しています。
次にスタートアップのELYZAと言語生成AIを活用して、電話の問い合わせ対応業務を最大54%削減することに成功しました。
そのような取り組みの事例ができ始めたことで、より本腰を入れて、組織全体を改革しようとしているタイミングなのかなと思います。