良品計画、今期営業益は過去最高へ アジアで出店加速
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業績の好調さは為替の影響もありつつ、堂前社長が就任された時の構造改革が前進しているのだという印象を受けました。「人員体制が強化され、事業のベースが整った。」と現在地を認識されているのが印象的でした。ここのところ都心部の大型店のリニューアルが続き、無印の変化がより目に見えてくるようになってきました。今期はその兆しがどのような形で現れてくるのだろうか、とみていきたいなと思いました。あと、グローバルへの展開もさることながら、ローカルへの注力に就いて「地域分散資源循環業」という言葉で語られたのが頭に残りました。昨年の特集の記事 https://newspicks.com/news/7924834/body/?ref=search でこのあたりについて具体的なイメージも出てきています。お時間があればご一読ください。
良品計画は海外の成長市場に対してはこれまでのチェーンストアモデルの出店を拡大する一方、成熟市場である日本では「土着化」を掲げこれまでのチェーンストアオペレーションには見られない地域密着型の店舗開発を進めています。土着化戦略の推進は、地域ごとの個別最適化が必要で成果が出るまで時間がかかるかも知れませんが、我慢強く推進されている印象です。新しいタイプの両利きの経営と言えるかも知れません。将来的には土着化モデルも少子化や成熟化が進むアジアにも展開されていくのかも知れません。成熟経済を前提にした新しいビジネスのあり方の今後が注目されます。