ブタからの腎臓移植でサルが2年超の生存、ゲノム編集による実験成功が示す「ヒトへの移植」の実現性

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• 瀧本 大輔

  WIRED日本版 デジタル副編集長

  ・2023年10月13日

  ブタの臓器をヒト用に最適化する取り組みの最新事例は、CRISPRでゲノム編集したブタの腎臓を移植したサルが2年超も生きたという研究結果。今後の取り組みをFDAが評価すれば人間の患者での臨床試験に持ち込めるそうだが、いよいよブタの臓器を人間に移植できる時代が見えてきた。クローン技術と組み合わせて臓器単体をつくれるようになれば倫理的な問題もクリアできると思うが、そこまではハードルが高いのかもしれない。でも、道筋は見えてきている印象。