【マイベスト社長】「ステマ批判」に反論する
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注目のコメント
若い方はご存知ないでしょうが、マイベストは現代の「暮らしの手帳」だと思います。商品を実際に試用して、第三者的に比較評価する姿勢は素晴らしいです。
マイベストの記事を見て何度か購入しましたが、評価に裏切られたことはありません。頑張って欲しいです。個人的な意見になりますが、マイベスト社のレーティングの取り組みは相当力を入れていると思います。同社の運営ポリシーに書かれている、レーティングの計算方法開示も、他レーティング企業よりもしっかり開示されており、誠実さを感じます。
https://my-best.com/content_policy
一方で…
>僕らはクチコミによるレイティングには価値がないというふうに考えています。
これも運営企業それぞれのポリシーがあるので良いのですが、この発言は言い切りすぎでは?と感じます。結局世の中の"事実"とは、"複数の主観の共通了解"でもあるのです。同社がやっている"「個人の感覚によるずれ」を極力小さくするために、なるべく多くの人数で評価を行うようにしています"というのも、"複数の主観の共通了解"であり、構造はクチコミを集めたものと変わりません。どういった属性のクチコミを集めるか、その属性を公開するかどうかが大切なのであり、"クチコミによるレイティングには価値がない"は自己否定しているのと同じです。是非、ご自身の発言の影響力と、その意味合いを考えて発信いただきたいものです。10月1日から始まったステマ規制で非常に難しいのがアフィリエイト関連の部分です。ちょうどアフィリエイト規制のタイミングと前後して、X(旧Twitter)上で軽い炎上になっていたのがmybestでした。マイベストの吉川CEOを直撃しました。
規制の内容が非常にあいまいで難しいので、前提を解説するだけで、長くなってしまい恐縮ですが、アフィリエイトを扱う人や企業には読んでいただきたい内容です。
今回インタビューに合わせてマイベスト社内で検証されている様子も見させて頂きましたが、倉庫にある品物の多さ、真摯に比較検討されてるのは間違いありません。今のステマ規制でPR表記が必要になって、他の適当に書かれているランキングと同じ扱いされて良いのかは、確かに違和感を感じます。
一方、消費者庁はアフィリエイトはアフィリエイトと、こうした努力には冷淡な印象でした。では、アフィリエイトではなくて、雑誌の家電批評のような広告なしのユーザー課金のモデルでWEB上で成り立つかというとすごく難しそう。
論点①についての議論は残りますが、いずれにしても、10月1日からマイベストが新しく対応した表記でも、ステマ規制には違反してないとみられるので、現状のままでも、景品表示法上は問題はないように思えます。
再追記
Suan側から反論も出ましたので併せてご覧ください。
https://suan.tokyo/3569825/