[9日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を受け、複数の国際航空会社がテルアビブ便の運航を停止した。航空各社は安全性が確保され次第、運航を再開するとしている。

ハマスは7日にイスラエルを攻撃。イスラエルは8日、その報復としてガザを攻撃した。双方の死者は1100人を超えた。

米航空会社のユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空は8日、直行便の運航を停止したと発表した。エールフランスも同様の措置を取った。

中国とイスラエルを結ぶ唯一の中国系航空会社である海南航空は9日、イスラエルの治安状況を理由に、テルアビブ─上海間のフライトをキャンセル。キャセイ・パシフィック航空、大韓航空も運休を発表した。