8月の消費支出は実質ベースで前年同月比▲2.5%と、7月(同▲5.0%)からマイナス幅は縮小しましたが、6ヵ月連続で前年割れとなりました。値上げが続く食料への支出は同▲2.5%と昨年の10月以来マイナス圏に沈んでいます。一方、外食が同+15.2%となるなど、サービス関連支出は比較的好調と言えそうです。 勤労者世帯の実収入は同▲6.9%とマイナスでの推移が続いています。物価上昇はピークアウトしつつあることから、賃金上昇が持続的なものとなるかが今後の個人消費を占う上で重要となりそうです。
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