日本人大好き「焼肉店」倒産続いている最大の理由
東洋経済オンライン
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このニュース単体でみると「焼肉屋がめっちゃ倒産してる」印象が残りそうですが、全体の中の一部かと思います。データソースである帝国データバンク2023年8月報では、焼肉業界に限らない倒産増加がまず報じられています。
・倒産件数は742件(前年同月493件、50.5%増)と、前年同月から5割の大幅増を記録
・2000年以降で3番目の増加率
・16カ月連続で前年同月を上回り、リーマン・ショック前後の2008年6月-09年8月の連続増加期間を超えた
・業種別にみると、7業種中6業種で前年同月を上回った。『サービス業』(前年同月133件→187件、40.6%増)が、2カ月連続で前年同月から40%を超える大幅増、「飲食店」は2023年1-8月累計で497件となり、すでに2022年通年(452件)を超えた
等。
どんな記事も相対化しながら理解しないと偏りますね。焼肉店は参入のし易さもありますが、吸排気の整備など出店コストは他の飲食業態に比べても高価になる場合もあるため、減価償却含めて固定費が比較的高くかかる場合、
収支が厳しい店舗は比較的早く見切りをつける方も多いように思います。コロナ特需で閉店激減した2022と比較してもよく分からない。
と思ってチャートを見たら、2010年代は毎年13〜15件なので、2023の16件て特段多いわけではないのでは。
むしろ、記事にあるようなネガティブな要因が多々ある中で、例年並みに耐えているように見える。しかも、店舗数の母数は増えているから、比率で言ったら減ってすらいるかも。
そう考えたら、このご時世でも戦えてる理由の方が気になる。