2023/10/5

【3分解説】「ドコモ&マネックス提携」がわかる3つのポイント

NewsPicks編集部 ライター
携帯業界の王者・NTTドコモが、金融事業の強化に向けて新たな一手を繰り出した。
10月4日、ネット証券3位のマネックスグループ、傘下のマネックス証券と資本業務提携を結ぶことを発表した。
さらに、485億円を投じてマネックス証券の株を49%取得し、来年1月4日から連結子会社化する予定も明らかにした。
ドコモが証券業に本格的に乗り出すのは、初めてとなる。
近年、携帯キャリアの間では経済圏競争が繰り広げられる一方で、証券業界では2024年から始まる新NISAに備えた顧客争奪戦が熱を帯びる。
ビッグネーム同士の提携が今後、お互いにどういうメリットをもたらすのだろうか。
くしくも10月4日、「投資の日」の発表となった両社トップの会見を、①ドコモ視点、②マネックス視点、③ユーザー視点の3つの目線から解説する。
INDEX
  • ドコモ「永遠の課題」=金融
  • 新NISAで広がる「初心者争奪戦」
  • 鍵を握るオリジナルサービス