東証プライム177社がスタンダードに移行 速報値発表
日本経済新聞
50Picks
コメント
注目のコメント
私の私見ではありますが、この理由はおそらく二つ。
① プライム市場というブランドがあまり浸透しておらず、以前の「東証一部上場企業」ほどの肩書きとしての価値がないのではないか。そもそも以前のように「東証一部上場企業であれば信頼できる」と考えること自体がナンセンスだったので、これで一つ謎の都市伝説を打破することが出来たのかもしれない。
② 従来は東証一部上場でなければ、50兆円以上のパッシブ運用の投資資産を持つTOPIXの構成銘柄に入ることが出来なかったが、今はプライム市場でなくてもTOPIXに残る事が出来る。
それ程ブランド価値がない、TOPIXの構成銘柄の選定にも影響しないとなると、わざわざ高いコーポレートガバナンス水準が必要となるプライムに残る理由がなくなるということなのでしょう。②に関して、引き続きTOPIXがパッシブ運用のベンチマークで本当に良いのか、パッシブの運用資産ばかりが増えていることに問題はないのか、を考え直していかねばなりませんね。以前にも言った通り、日経が「降格」というからミスリードになる。プライム、グロース、スタンダードは並列のはず。市場再編の時から日経がこのような表現をするから、一部企業が「無理をして」プライム市場を選択しただけの話。日経もどうせならこの移行期間中に経営改革を行って仮プライムから本プライムへと変わった企業に光を当てればよいのに。今の記事に何のニュース性もない。日経のクオリティはいつになれば高まるのだろう・・・