Ahmad Ghaddar Maha El Dahan Olesya Astakhova

[ロンドン/ドバイ/モスクワ 29日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が来週10月4日にオンライン上で開催する合同閣僚監視委員会(JMMC)では、石油生産に関する現行の政策を調整するよう提言する可能性が低い。OPECプラスの複数の関係者が29日、ロイターに述べた。

関係者の1人は「何も議論されていない。おそらくOPECプラスの合意に重点を置いた通常の会合になる」と述べた。

一方、サウジアラビアとロシアによる自主減産に関する情報が注目されている。一部のアナリストは原油上昇を背景にサウジの自主削減が縮小される可能性が高まっていると指摘する一方、自主減産は2024年まで延長されるとの声も出ている。