米国務省からメール6万通流出 中国ハッカー集団の攻撃で
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米中間の戦略的競争が激しさを増す中で、サイバー空間を使った情報活動が多く報じられるようになっています。7月中旬には、中国のハッカーが米国務省や商務省高官の電子メールアカウントをハッキングしていたことも明らかになっていました。
米政府は中国の軍事近代化を助ける可能性のある米国技術の輸出を制限する動きを見せ、こうした規制を商務省が監督し、商務省が中国企業を輸出ブラックリストに載せていることから、中国が商務長官を重要なターゲットにしている可能性も指摘されています。
現在バイデン米政権は、中国が米国内および世界中の米軍基地に給電する電力網、通信システム、水供給網を制御するネットワークの奥深くに隠したと思われる悪質なコンピューター・コードを必死に探している、とも伝えられています。
専門家の間では、最近の中国のサイバー攻撃能力は一部領域で米国に匹敵、もしくは米国に優ってきているとも言われているようです。米国ですらなかなか中国のサイバー攻撃を防げないのだから、我が国はさらに脆弱だといえる。早く国産の政府クラウドを立ち上げ、そこに強固なセキュリティを築くことが最優先事項だ。