ジャニーズ会見での「正義の暴走」 望月記者の醜悪な発言が浮き彫りにしたメディアの性質(古市憲寿)
デイリー新潮
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注目のコメント
ジャニーズの記者会見や報道でずつと違和感を感じていたことを紐解いてくれるような素晴らしい内容でした。「現代の常識で、昭和・平成の出来事をどこまで裁いていいのか。」とはまさしくその通り。
報道が感情に左右される様になっては「中立」の意味をなさない。激情は真実の目を曇らせる。
中学生新聞の豆記者をした時に「記者の心得」の様なものが箇条書きされた紙を頂き、「大人ってすごいなぁ」と思った記憶があります。
今ではそれが何であったか曖昧になってしまいましたが、至極真っ当な事が記されていたのだと思います。
記者の立場は、時にその発言・記事内容から「意図しない加害者」ともなり得る危険性を孕み、思想家とは一線を画す立ち位置にいると感じます。
問いの作法からその背景の有り様が計れる。
この姿が、東京新聞さんのデスクの「今」なのかもしれません。