[シンガポール 27日 ロイター] - 中国政府は国内の天然ガス供給を促進するため、シェールガス開発に対する資源税の減免措置を2027年末まで延長する。財政省と国家税務総局が27日、共同声明を発表した。

シェールガス開発に対する6%の資源税について、30%の減免措置を継続する。同措置は18年から実施している。

世界有数のエネルギー消費国で最大の温室効果ガス排出国である中国は、60年のカーボンニュートラル達成に向けて天然ガスの利用を促進している。

昨年は南西部の四川盆地などで240億立方メートルのシェールガスを生産した。これは国内のガス生産量の11%に相当する。