フィリピン物流事情 人口ボーナスがある国を通して見る日本の課題
テクノロジーで変わる物流現場
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コメント
注目のコメント
そもそもフィリピンは「マニラ一極集中」が際立っており、「マニラ内格差」もとても大きいです(一口にマニラという時は広範囲のメトロマニラを指すので、かなり多くの市を含みます)。写真のBGCだともはや先進国と全く遜色ないインフラと街の風景です(なんならBGC以上の都市の街並みって日本でもほとんどないです)。
「最近オープンした三越は本店以上に高級デパートメントストアの雰囲気でした。」ここはちょっと…揚げ足を
取るようで恐縮ですが、少々事実と異なるので訂正された方が良いかと…。外はそれなりに見えるものの、中のテナントはけっこうチープな店が多いです。とても日本の百貨店クオリティには及ばず、テナント集めにかなり苦労している印象。
とはいえ、全体としてはマニラの発展のスピードというのはとてつもなく、まさに今が高度経済成長であるフィリピンという国の勢いを象徴していることは間違いないかと思います。肌で感じる活気は一見の価値アリですね。生産年齢人口確保により、ロボットの需要は低いというのは、なるほどなあ、と思いつつ、文末にある「物量が増えるフェーズで改善施策を実行するのは比較的容易」であることから、機械化の流れは一気呵成に進みそうですね。
東南アジアは若い頃に行く定番国でもあり、それはエアや物価の安さゆえんのところもありましたが、そうではない国にどんどん生まれるのを見ていると、また違った目線を持って訪れてみたくなります。