[イェーテボリ(スウェーデン) 22日 ロイター] - サッカーのスペイン代表は22日、女子欧州ネーションズリーグの1次リーグで世界ランキング1位のスウェーデンと対戦し、3─2で勝利を収めた。

スペインは前半23分に先制されたが、同38分に追いつくと、後半32分に勝ち越し点。同37分に再び追いつかれるも、アディショナルタイムのPKが決勝弾となった。

今夏のワールドカップ(W杯)で優勝を果たしたスペインだが、同代表のジェニファー・エルモソがW杯優勝後に同連盟のルイス・ルビアレス前会長から無断でキスされる事件を契機に国際試合出場のボイコットを表明。ルビアレス前会長の退任などを経て、ボイコットは終了していた。

前半に同点ゴールを決めたスペインのアテナ・デル・カスティージョは「最終的にプレーすることができた。ここ数日間、私たちは十分に眠ることもできず、とてもつらい日々を過ごした」とコメント。「ここに来て、プレーし、最後まで戦った。ハートと勇気をもってこの勝利を手にしたことを非常に誇りに思う」と話した。