David Morgan Richard Cowan

[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦議会で野党共和党が多数派を占める下院は21日、8860億ドルの2024年度国防歳出法案の審議開始に向けた法案を216対212で否決した。マッカーシー下院議長による政府機関閉鎖回避に向けた試みが再び阻止された格好となった。

否決を受け、マッカーシー下院議長は記者団に対し「1月から行ってきた同じ戦略、つまり取り組み続け、決して諦めないこと」を追求していくと述べた。

議会が月末までに短期あるいは長期の歳出法案を可決しなければ、政府機関が10月1日から一部閉鎖されることになる。