ブラックロックなど資産運用各社、ESGファンドを相次いで閉鎖
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まさに、米国金融機関や投資家の間で、「ESG」と言う言葉を耳にすることが数年前のピーク時からは大分減りました。米国では「ヲーク woke」(先進的)思想への政治的反応が強まってしまった背景があります。
即ち、トレンドに乗って表面的に装っていた安易なプレイヤーは撤退し、グリーンヲッシングなどに対しても厳しくなっている、と言うことであり、本質的な「E」への取り組みや資本はまだまだこれから伸びていくところです。
特に米インフレ抑制法(IRA)の成立から1年経ち、実際にお金の動きも開始され、Climate Techへの投資などは大きく伸びていますね!
欧州でも、本質的なESGへの取り組みは求められ続け、開示の精度なども厳しくなり、SFDR(サステナブルファイナンス開示規則)なども見直されつつあります。
Climate TechへのPrimaryの資金・投資に対しては、2000年代後半のCleanTechブーム崩壊の二の舞にならないためにも、経済的リターンが証明されてくることも重要になるので、現時点でバブルまでは行っていませんが、過度なバリュエーションは長期的にはサステナブルではない、とも考える次第です。
注目のコメント
興味深い。政治的な反発って何を指すんだろうか?ウクライナ問題で欧州もそれどころじゃないこと?安価な環境技術を中国が独占してるから環境推進が先進国の利益にならないと気づいたこと?
日本だと周回遅れでESG機運が燻ってる感じがするけど、アメリカでは既に減退が始まってるんかな。