「エモ採用」でギャップをなくす ターゲット人材確保のヒント
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少子化やネット社会の影響で、企業の採用の在り方は、急速に変化しています。そんな中、「サウナ採用」や「花見採用」などユニークな採用を行っている「僕と私と株式会社」のCEO今瀧健登さんに、「どんな雰囲気で、何を目的に行っているのか」を取材しました。
気取らない、普段の姿を見せあう場を作ることで波及するメリットについてお話を伺い、採用の概念がひっくり返りました。企業の採用担当者さんにも一読いただけると幸いです。Z世代ですが、「エモって何？」と聞かれると答えるのは難しいです。
しかし、「エモ採用」から感じられるエモさの１つは「自分の中で濃いストーリーになっていく感覚」だと思います。いわゆるZ世代と呼ばれる若者は、対象の背景にあるストーリーや自分のストーリーへの関わりを大切にしているように思います。
今は個々人が発信力を持てるようになった時代。特にその力がある若者に良いと思って貰えれば、入社しなくても話題として広まっていくので、良いPRになると思います。非常に面白い取り組みだと思います。最近インターン後の飲み会で選考が行われると耳にして、これからは自分が素に近い場で選考される機会が増えるのかな、なんて考えていました。選考という考えに縛られすぎるとかえって自分の魅力が伝わりづらくなるため、記事で紹介されたような新しい採用方式が広まることで喜ぶ人もいるのではないでしょうか。
ただ個人的には、寛いでと言われると逆に戸惑ってしまうことが多いです。私は堅苦しい選考の場の方が合っているなと感じるので、選考形式も個人によって選べるといいなと思います。
